危機管理事業

危機管理訓練業務・危機管理コンサルティング業務

危機管理訓練のプロとして、また、多くの災害の現場において救助活動等で活躍してきた豊富な経験を持つ当社のスタッフが、自信と責任を持って、お客様のニーズに即した数々の危機管理訓練の企画・運営を手掛けて来ております。その実力は、高い評価と信頼を頂いているところです。

防災・危機管理業務実績(平成24年度まで)

平成25年度以降の実績については、お問合せください。

危機管理コンサルティング業務

危機管理訓練業務とあわせ、当社の経験豊富なスタッフが、皆様のご要望にこたえるべく、防災コンサルティング業務にも積極的に取り組んでおります。

危機管理訓練業務

訓練の対象・規模・対象となる危機

1.訓練の対象

個人から実組織まで段階的な訓練支援を行っております。

個 人 :一般災害についての講演を行っています。また個人を対象とする体験型の演習も行っています。
小グループ :災害対策本部にある情報収集班・対策班等の役割や業務の処理の仕方を教えています。
大グループ(実組織) :災害対策本部に対し、一連の状況を付与して、情報収集の仕方、情報に基づく判断の仕方、広報の仕方等について教えています。

2.訓練の規模

超大規模の訓練から大規模・中規模・小規模の訓練まで、お客様のニーズに合わせて対応できます。

  • ・国及び都・複数県の訓練(超大規模)
  • ・県の訓練(大規模)
  • ・市町村等の訓練(中規模)
  • ・県・市が企画する研修・対策本部内の各班の訓練(小規模)
シナリオサンプル
訓練シナリオ一例
(PDF FILE 20.2K)
<クリックすると拡大します>

3.訓練の対象となる危機

どのような種類の危機事態訓練に対しても、その企画・運営支援ができます

  • ・自然災害 (地震・水害・火山噴火・土石流等)
  • ・人為的災害(原子力・化学プラント・CBRNEテロ等)

弊社の危機管理訓練の特徴

  • ロールプレーイング方式による組織中枢の災害対策本部訓練を基軸に
    • ・各種の図上訓練
    • ・防災トップセミナー
    • ・防災担当者研修会
    など、あらゆる種類の防災訓練に対応します。

自衛隊災害派遣部隊の任務分担と担任地域などの調整が続く

まもなく状況開始の訓練会場

ロールプレイング方式による訓練とは

緊急事態に対応するための訓練技法として、自衛隊の指揮所演習(CPX)等にも利用され、内閣府や国土交通省・東京都等からも、注目を集めている「ロールプレーイング方式」により訓練を行っています。
これは「役割演技法」とも言われ、災害時の限りなく実相に近いシナリオを仕組みながら、プレーヤーにはいっさい知らされない状況のなかで、それぞれが与えられた役割を通じて、

  • ・トップとして的確な状況判断と意思決定
  • ・スタッフ(防災担当者)として情報活動や業務処理要領
など現実に立ち向かいながら、緊急時における災害対応能力を高めて参るものです。

警察、消防、自衛隊などの参加のもと、演習本部長を囲んでの対策会議


状況付与中のコントローラー側


本番さながらの活動を実施中の
プレーヤー側

計画の手順 ~防災訓練の計画は次のような手順で~

1. お客様のニーズを承知する

訓練のニーズに応えるため、計画の前提となるお客様のご要望を十分承知する

1H5W(誰に 何を どのように 何時 何処で 何故)で知る

  • ・ 訓練目的 組織体としての総合活動の訓練か、組織内防災担当者の訓練か?
    (訓練対象)その程度は? あわせて防災計画・マニュアル等の検証か?
  • ・重視する主な訓練内容は?
  • ・想定する危機事態とは 自然災害か、人為的災害か....?
  • ・対象となる地域は?
  • ・訓練時間はどの程度で?
  • ・訓練参加規模・範囲 等々

2. 訓練状況の分析検討、現地踏査

訓練要望をもとに、目的達成のための分析検討を行う

  • ・訓練対象の組織、地位役割の分析
  • ・防災計画、地域災害協定等の検討
  • ・前提とする災害の特性
  • ・地域、地形、社会環境の分析
  • ・想定地域の調査 等々

3. 訓練シナリオ(指導計画)の作成

  • ・災害の様相
  • ・プレイヤーの予想(期待)行動
  • ・指導着眼 特に訓練指導の重点(山場)の構成

4. 状況付与計画の作成

  • ・状況付与計画
  • ・状況付与カード
  • ・被害写真(映像)

5. 実施規定の作成

  • ・訓練を進めるためのルールを定めたもの
  • ・訓練で使う用語の説明
  • ・訓練の時期・時間の統制
  • ・状況の付与及び情報要求の要領
  • ・業務の処置対策のコントローラー側への通報要領
  • ・通信統制等々

6. 評価・検証

  • ・対応活動のチェックリスト
  • ・防災計画、マニュアル等の検証項目

訓練の手順 ~訓練は次の手順で行います~

1. 運営準備

  • ・訓練の進め方の事前説明
  • ・コントローラー側の指導予行
  • ・会場の準備
  • ・使用資・機材の準備

2. 訓練の実施

  • ・訓練の統制
  • ・状況の付与 (カード、電話、映像、実行動)
  • ・対応活動の指導・チェック

3. 評価(講評)・検証

  • ・指導着眼に基づく評価
  • ・防災計画、マニュアル等の改善所見
プレーヤーも真剣そのもの
プレーヤーも真剣そのもの
講評を受ける訓練参加者
講評を受ける訓練参加者

危機管理コンサルティング業務

危防災訓練事業とあわせ、当社の経験豊富なスタッフが、皆様のご要望にこたえる べく、次のような防災コンサルティング業務にも積極的に取り組んでおります。
  • ・自然災害、原子力、国民保護訓練等の計画作成及び訓練の運営・評価支援
  • ・各種防災・危機管理マニュアルの検討・作製
  • ・危機管理計画、業務(事業)継続計画等の検討・作製
  • ・防災・危機管理に関する講演
  • ・防災用設備等の運用・改善提案
  • ・防災訓練用教材(ビデオ等)の作製
  • ・その他防災訓練に関わる各種提案
危機管理コンサルティング業務

河川の模型と地図を用いて、帰宅困難者や被災者をどのように救出するかをシミュレート

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